C.ベヒシュタイン マイスター・ピース Millenium 116 K

ベヒシュタインは、1853年に、カール・ベヒシュタインによってベルリンで創業されたピアノのストラディバリウスと呼ばれている名器です。

ベヒシュタインについて 歴史の荒波の中で引き継がれてきた透明感のある響き 
リストやドビュシーなどの多くの音楽家に愛されたベヒシュタインは
ドイツを、そ してヨーロッパを代表するピアノとして世界中で全盛を誇り、名器の名をほしいままにしました。
100年位前にピアノの製造をスタートさせた日本のメーカーが、そのお手本 としたピアノがベヒシュタインだったことを思い起こせば、
当時のベヒシュタインに対 する評価がいかに高かったか、ご理解いただけることでしょう。 

ベヒシュタインの真髄は、音の透明感です。
したがって、設計から材料 の選定、そしてピアノ製作の全工程が、すべてその音作りをテーマにしています。
たと えば、響鳴板の一部を犠牲にしてまで、振動の乱反射を防ぐために除響板という構造を取り入れている点は、まさにその典型です。

また、ベヒシュタインは音色がノーブルなためか、世界各国の皇帝、皇后、プリンスおよびプリンセスなど、
あらゆる高貴な人々に愛され続けてきました。
スタインウェイが演奏会用のピアノとして最高というならば、ベヒシュタインは世界の最も高貴なピアノと言えるでしょう

フジ子ヘミングさんも愛用のブランドです。